昔、10年近く前だろうか、新潟で大きな地震があった時に、その付近の山に登っていたことがあって、その時は山頂近くで一人でテントを張っていたのだけれど、ジョジョじゃないけど、「ゴゴゴゴゴゴゴ!」っと大地が揺らぐのを感じたことがある。その時以来は山にいる時に地震ってあまり感じたことも、気にしたこともなかった。
でも、今年。高天ヶ原山荘に行ってみると、食堂の壁に何やら展示物があった。昨年の大震災の後、ここの小屋番の高橋さんが、ボランティアで何度も陸前高田へ通っていたそうで、その時の受け皿になっていたNPO団体の活動内容等を展示していたのである。そして、受付をしながら、ミサンガを編み、その売上げを、募金として募っていた。写真に写っているのは、被害の大きかった陸前高田の隣町の方々で、朝食の後に、「この山小屋ではこんな活動もやってくださっているんですね」と、声をかけられた。せっかくなので、裏でごみ燃やしをしていた高橋さんを呼びに行って、当時の模様を説明してもらっているところ。みなさん感心して地元に帰っていかれました。そのほかにも今年は、こんな北アルプスの最奥地にいながら、全国のいろいろな場所と繋がりを感じることが多かったのが印象に残っている。
そうそう、話はかわるけど、12月はじめには双六グループの小屋関係者の忘年会があるので、参加して来る予定です。実は、昨年も誘っていただきながら仕事の都合で出られなかったので、今年は予定をばっちりあけて待っていたのである(笑)。場所はなんと、丹沢、塔の岳の尊仏山荘。もう何年も行ってなかったなあ、丹沢は。毎年平日に、貸切状態で大宴会をするんだって。
でも、しばらく山歩いてないんで、バカ尾根きついだろうなあ。丹沢だし、軽装&トレランシューズで行くかな。帰りは鶴巻温泉でリハビリ(笑)
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