お久しぶりです、はる@です。いろいろと締切に追われて、一か月もご無沙汰してしまいました。そんな忙しい中、自転車と水泳に加えて、週末にランニングもトレーニングに加えて、意味もなく体ばかり鍛えてたりします。トライアスロンでもはじめそうな勢い。でも、いつまでも山を楽しみたいので、鍛えとかないとね。
しかし、いつの間にか11月に・・・今年もあと二か月となってしまいましたが、もうすこしお付き合いください。月中旬になれば、近場の奥多摩でも紅葉が楽しめるようになります。アルプスのような雄大さは望めないですが、森が豊かですし、帰りに温泉にも入れて東京なのに結構、自然を堪能できるんですよ。奥多摩には毎年、紅葉の季節と、雪が降った直後、新緑の頃、かたくりの花の咲く五月と、年に4-5回は足を運びます。土日には、新宿駅から奥多摩行の特別列車がでていて、地元の中野駅にも停まってくれるので乗り換えもなしに奥多摩駅まで運んでくれるので楽ちんです。
今日の写真は、高天ヶ原のとある場所にある通称「幻の池」。高天ヶ原で池というと、竜晶池が有名で、道も整備されていますが、こちらは、とある方面への登山道から、道をはずれて森に入っていくと、岩から湧水が湧いている場所があって、ここからの細い流れをたどっていくと、だんだんと立派な渓に、そしてその先にこの大岩魚の棲む、幻の池が現れます。ちょっと神秘的でいいところでしょう? ここら辺はほんとに森が綺麗なところで、ふらふらと歩いているだけでも心が癒されます。しかし高天ヶ原は水に恵まれた場所です。昨年は雨がすくなく、お隣の雲の平では水不足で、アルバイトが毎日テント場の水源までポリタンクを担いで何往復も水を汲みに行っていたとか。
そんなときに高天ではこの湧水を25リットルタンクに汲みに行き、お客さんに自由に飲んでいただけるように、玄関ロビーにコップも一緒に設置。これがまた、大人気でした。来年もまたやるかどうかはわからないけど、もし高天ヶ原に来られることがあったらぜひ、この「幻の池」の源泉、飲んでみてくださいね。
でも、これまでお世話になった小屋で水が一番美味しいのはやはり、南アルプスの鳳凰小屋かな。あそこら辺は、花崗岩質の山で、それがいいのか、甲斐駒ケ岳の麓には、サントリーの白洲蒸留所もあったりと、もともと水がおいしいところなんですよね。
そういえば、夏に山小屋で働き始めて、来年でちょうど十年目になります。来年はどこで過ごそうか・・・うーむ、でも、やっぱ、温泉は魅力的だ(笑)。
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