2014年12月30日火曜日
2014年12月20日土曜日
「アルピニズムと死」 山野井泰史
こんにちは!はる@です。すっかり年末になってしまいました。連チャンで忘年会が続くので、普段玄米食の私は、この時期はすっかり体調が狂ってしまいます。今年はもう仕事納としたので、飲み会をこなしながら、山の本や写真集なんかをのんびり、まとめて読んでいます。先程、表題の本を読み始めたばかりのところで、僕自身は、高所恐怖症気味なので、クライミングは無理なのですが、その世界に対するあこがれはずっと抱き続けています。いきなり緊迫する内容で、ワクワクと読み進めています。
写真は、高天ヶ原山荘近くの木道。こんな隙間にも、様々な植物や苔がひしめいていて、まるで、デザインされた小庭のよう。しかし、この木道・・とても歩きやすいですし、登山者にとっても、いいことずくめに違いないと思うのが普通でしょうが、実はなかなかの曲者なんです。黒部源流域は、その経緯は知りませんが、非常によく木道の整備がされています。通常はとても歩きやすくていいのですが、雨の日や、湧き水で湿っている箇所などは、非常に滑りやすく危険なんです。特に、歩きやすい分だけ人は安心してしまい雑な足運びになってしまいます。そして、長年の酷使でつるつるにすり減った木道は水に濡れると、スパっといきなり滑ります。前触れもなく氷の上のように滑るので、受け身もろくにとれないんです。
この地域で毎年救助される登山者の怪我のかなりの割合が、木道で足を滑らせて転倒することが原因となってるのですが、このことは登山者にはあまり知られていないのです。実は私自身も、5年前に初めて高天ヶ原にバイトに入った時に、やはり木道で足を滑らせてしまい、前のめりに倒れ、木道の杭に胸をしたたか打ちつけて、肋骨にひびを入れてしまいました。まだ入山したてだったので、その後、しばらく続いた登山道整備は・・・きつかったw
そんな経験もあり、今では普通の登山道より、木道を歩くときのほうが慎重に歩くくせがついてしまいました。みなさんも、木道を歩くときはくれぐれも油断しないでくださいね。
2014年12月4日木曜日
志水哲也写真展 「剱」(つるぎ)
こんにちは、はる@です。昨日、仕事で新宿に行った際に、リコーのイメージングスクエアに立ち寄ってきました。そう、黒部の写真家といったら、今は、やはりこの方。志水哲也さんの、新作「劔」が展示中です。場所は、西口のセンタービルの地下一階。
なかなかの力作揃いでした。毎週のように山岳ガイドをしつつ、写真を撮りためていくのは、なかなか大変なことだと思う。展覧会は8日まで開催しているので、この週末、時間のある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。あと、新宿御苑の紅葉が見事なことになってます!合わせて行かれてはいかがでしょうか?
そうそう、2年ぶりくらいに、Google様の統計データを見てみると、このサイトを見ている機器なのですが、時代はさらに進んでいて、iPhone & iPad 38%、 Android 22% 、 Windows 33%、 Mac 5%の割合。以前確認した時は、スマホは35%くらいだったのに、いつのまにやら、6割に増加しています。最近の人は、パソコン持たないで、スマホのみって人が増えているのはわかっていたものの、実際の数値もその通りに。
書いている私はというと、Windows7のデスクトップ機に27インチのモニター2台つないで作業しています。今も、電車に揺られつつ、スマホでこのページを見ている人いるんだろうな。おーい!
2014年11月23日日曜日
山で履くパンツ
こんにちは~、はる@です。ここ数日朝晩冷え込んできて、庭の白樺がすっかり真っ黄色に。綺麗です。ちょうど仕事場の窓の前に植わっているので、ついつい仕事中も見とれてしまいます。
今回は久々に登山グッズの小ネタなのですが、みなさん山に行かれる時はどんなパンツで登ってますか? 私はというと、もっぱら、登る時も、山小屋での毎日でも、タイツ&ショートパンツといった格好でほとんど過ごしています。なんというか、足さばきが良く、どんな姿勢でも引っかかる感じがせず快適だからです。
入下山、小屋間の移動の際は、いわゆる、サポート・タイツを履いているのだけれど、これは結構なお値段するので、小屋仕事や登山道整備に使うにはもったいない。そういう時は、冬のランニング用の、裏が起毛されている温かい、でも、比較的安価なものを代わりに履くようにしています。仕事に使うと、どうしても、何かにひっかけたり、膝が伸びてしまったりしますからね。
写真のトレッキングパンツ二枚は、普段、自宅の仕事場で履いているものです。左は、ノースフェイスの「アルパイン・ライトパンツ」。独特のさらっとした、ストレッチの効いた生地のパンツで、裾がきゅっとすぼまっているので、よくあるダボッとしたトレッキングパンツと違い、実に足さばきが良い。綺麗なシルエットなので、ファッション誌で紹介されることも多いらしく、結構な人気商品のようで、入手困難なのがちと問題。実際、今現在、ノースフェイスの販売元の、ゴールドウインのネットショップでも、まったく在庫がない状態である。このパンツは今年の太郎平小屋の女性バイトの飯島さん(漢字は違ったらごめんなさい)から教えてもらった。なかなかのすぐれものである。たまたま他の用事でいった高田馬場のカモシカスポーツ本店で偶然見つけて、即購入した。
右のパンツは、今や山ズボンの定番といわれている、ファイントラックのトレッキングパンツ・シリーズの最新作 「カミノ・パンツ」。紙のでも、神のでもないんだろうけどw このパンツも、今までのシリーズより、シルエットを細身にして、ストレッチ性をさらに高めてあるのが特徴でやはり足さばきが非常にいい。なにせこのメーカーのパンツは頑丈にできているので、気にせずどこにでも座り込めるのが、またよいところ。
なんで、仕事場でこんなの履いているかというと、仕事で大型の模型を作ったりするので、動きやすい、でもそれなりの服装でいたいのと、お昼ごはんを食べてから、ほぼ毎日、自転車のトレーニングに行くので、わざわざ専用のパンツに履き替えなくてもよいから楽ちんなため。
今回は久々に登山グッズの小ネタなのですが、みなさん山に行かれる時はどんなパンツで登ってますか? 私はというと、もっぱら、登る時も、山小屋での毎日でも、タイツ&ショートパンツといった格好でほとんど過ごしています。なんというか、足さばきが良く、どんな姿勢でも引っかかる感じがせず快適だからです。
入下山、小屋間の移動の際は、いわゆる、サポート・タイツを履いているのだけれど、これは結構なお値段するので、小屋仕事や登山道整備に使うにはもったいない。そういう時は、冬のランニング用の、裏が起毛されている温かい、でも、比較的安価なものを代わりに履くようにしています。仕事に使うと、どうしても、何かにひっかけたり、膝が伸びてしまったりしますからね。
写真のトレッキングパンツ二枚は、普段、自宅の仕事場で履いているものです。左は、ノースフェイスの「アルパイン・ライトパンツ」。独特のさらっとした、ストレッチの効いた生地のパンツで、裾がきゅっとすぼまっているので、よくあるダボッとしたトレッキングパンツと違い、実に足さばきが良い。綺麗なシルエットなので、ファッション誌で紹介されることも多いらしく、結構な人気商品のようで、入手困難なのがちと問題。実際、今現在、ノースフェイスの販売元の、ゴールドウインのネットショップでも、まったく在庫がない状態である。このパンツは今年の太郎平小屋の女性バイトの飯島さん(漢字は違ったらごめんなさい)から教えてもらった。なかなかのすぐれものである。たまたま他の用事でいった高田馬場のカモシカスポーツ本店で偶然見つけて、即購入した。
右のパンツは、今や山ズボンの定番といわれている、ファイントラックのトレッキングパンツ・シリーズの最新作 「カミノ・パンツ」。紙のでも、神のでもないんだろうけどw このパンツも、今までのシリーズより、シルエットを細身にして、ストレッチ性をさらに高めてあるのが特徴でやはり足さばきが非常にいい。なにせこのメーカーのパンツは頑丈にできているので、気にせずどこにでも座り込めるのが、またよいところ。
なんで、仕事場でこんなの履いているかというと、仕事で大型の模型を作ったりするので、動きやすい、でもそれなりの服装でいたいのと、お昼ごはんを食べてから、ほぼ毎日、自転車のトレーニングに行くので、わざわざ専用のパンツに履き替えなくてもよいから楽ちんなため。
2014年11月17日月曜日
山小屋と体重計
みなさんこんにちは!おひさしぶりです、はる@です。すっかり秋も深まり、都内でも紅葉が楽しめる時期になってきました。モミジやイチョウはまだもうちょっとだけど、ハナミズキや桜は綺麗に色づいていますね。ここ一年ほど、かなり真剣に樹木や草花の勉強をしていたので、自転車で都内を走っていても知らない木があると、すぐその場でポケット樹木図鑑を開いて調べ、ついでに写真も撮って、帰ってから自分用のデータベースにまとめるという癖がついてしまいました。まあ、半分趣味のようなものですが。
今年の春から自邸の庭木の剪定も全部自分でやっています。これがなかなか楽しい。ジジ臭い話ですが、庭いじりっていうのは結構、究極の趣味なのかもしれない。すっかり地下足袋姿が板についてしまいました。パタゴニアの上下に地下足袋姿って意外と格好いいんですよ。
そうそう、実は昨年10ヶ月かけて、放ったらかしにしてあった虫歯を徹底的に治したおかげか? 今年の高天ヶ原では、とにかく食べ物がやたらおいしく感じられて・・・速攻で、3キロ太りました。 もともと標準体重+2キロくらいだったので、この際にと、ダイエット中です。いわゆる一日一食ダイエットってやつなんですが、さすがに朝昼抜くと日中、仕事中にクラっとくるので、朝はミルクたっぷりのコーヒーを一杯。昼はドライフルーツ入のシリアルに牛乳をかけて軽くすませ、夜は食べたいだけ食べるっていう感じで、山小屋から戻って二ヶ月半で、3キロの減量に成功。今年中にあと1キロいけるかな?っという感じです。
山小屋では、男性は食べる分、力仕事もあるので、体重はだいたいヨコバイのことが多いのですが、女性は力仕事がない&甘いもの大好きで、太っちゃう方が多いような気がします。なんせ、早朝から消灯まで、労働時間が長いので、お腹すくんですよね~、山小屋の仕事は。ある小屋で一夏働いた女性バイトさんが、秋に、さー下山!っと、入山の時にはいて上がってきたジーパンを無理やりはいて、ちょっとしゃがんだところ、ボタンが音を立てて吹っ飛んだとかいう笑えない話も、いや、これは笑える話かw
写真は高天ヶ原で女性スタッフが作ってくれた昼ごはん。ケチャップの名前入りのオムライスなんですが、ラグビーボールかよ!ってなくらいのデカさ加減でしょう? でも、これくらいぺろっと食べちゃうんですよね~ そら太るわけだよな。
2014年10月31日金曜日
作業中
こんにちは、はる@です。明日からもう11月、3連休ですね。あまりお天気はよくないようですが・・・今年の北アルプスも8月は雨が多くって、お客さんの数も3割減くらいで、少なかったんですけれど、高天ヶ原山荘はなんせ仮設の厨房での営業だったので、正直、それでだいぶ救われた感がありました。
そのかわりに、ヘリが飛ばずに、食材不足で苦労した夏でもありました。職人さんや工事資材の運搬も一週間以上も滞ることが多く、そんな時は、お天気もあいまって、小屋もなんか「どーんより」とした雰囲気に・・・ほんと山は人の心もお天気次第なんです。久しぶりに晴れた時のみんなの笑顔といったらw
写真は夕食のプレートの盛り付けをしているところ。だいたい盛りつけ終わって、後はメインのチーズハムカツレツをのせるだけっていう状態です。例年ならこれは厨房内でやる作業なのですが、今年はスペースがなかったので、ご覧のように直接食堂で盛りつけていました。この日はお客さん50人くらいかな。
食堂は一度に24人しか入れないので、とりあえず50人分盛りつけて、二回目以降のプレートは、厨房奥の棚に一旦退避させます。でも、今年は4回戦を二人で乗り切ったんだよなあ。はあ・・・
私はというと、最近、料理作りにはまっております。まあ、ちゃんと作るのは夕食だけなんだけど、なんせ高天ヶ原は冷蔵庫がないので肉がない。そこで、圧力鍋を使っての野菜料理を色々と試しております。なかなか従食用に野菜を煮込むまでの時間はとれないことが多いので、圧力鍋を有効利用して、バリエーションを増やせないかと研究中です。お客さんの煮物用にも大きな圧力鍋欲しいなあ。コンニャクや大根も欲しい。
あ、そうだ、来年はイースト菌も持って行ってピザやパンも焼いてみよう。
そのかわりに、ヘリが飛ばずに、食材不足で苦労した夏でもありました。職人さんや工事資材の運搬も一週間以上も滞ることが多く、そんな時は、お天気もあいまって、小屋もなんか「どーんより」とした雰囲気に・・・ほんと山は人の心もお天気次第なんです。久しぶりに晴れた時のみんなの笑顔といったらw
写真は夕食のプレートの盛り付けをしているところ。だいたい盛りつけ終わって、後はメインのチーズハムカツレツをのせるだけっていう状態です。例年ならこれは厨房内でやる作業なのですが、今年はスペースがなかったので、ご覧のように直接食堂で盛りつけていました。この日はお客さん50人くらいかな。
食堂は一度に24人しか入れないので、とりあえず50人分盛りつけて、二回目以降のプレートは、厨房奥の棚に一旦退避させます。でも、今年は4回戦を二人で乗り切ったんだよなあ。はあ・・・
私はというと、最近、料理作りにはまっております。まあ、ちゃんと作るのは夕食だけなんだけど、なんせ高天ヶ原は冷蔵庫がないので肉がない。そこで、圧力鍋を使っての野菜料理を色々と試しております。なかなか従食用に野菜を煮込むまでの時間はとれないことが多いので、圧力鍋を有効利用して、バリエーションを増やせないかと研究中です。お客さんの煮物用にも大きな圧力鍋欲しいなあ。コンニャクや大根も欲しい。
あ、そうだ、来年はイースト菌も持って行ってピザやパンも焼いてみよう。
2014年10月22日水曜日
停滞
こんにちは、はる@です。すっかりご無沙汰してしまいました。9月と10月の連休に予定していた山行きも、どちらも台風に直撃されて、ボツに・・・すっかり下界の人になりきってます。でも、今年は紅葉がいい具合のようなので、せめて近場で楽しむことにします。東京の街の桜やイチョウもすでにちらほらと色づきつつあります。
このところ、御嶽山、アンナプルナと山岳事故が続いていますね。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
私はといえば、毎日の業務をこなしつつも、すっかりスポーツの秋を満喫しています。水泳は初めてから19年目。ロードバイクも10年目になったのですが、最近これに朝のランニングを加えました。まだ、ランは慣れていないので、膝の怪我なんかも怖いですし、近所の公園の一周500メートルのトラックをゆっくり10周、5キロ走っています。まだ、週1、2回ですが。
そう、実は数年後に、トライアスロンに出てみようかと思っているのです。水泳の1.5キロ、自転車の40キロは楽にクリアできるので、あとはランを10キロまで伸ばせれば、だいたいいけるのかなーっと思っています。これまであまりタイムとかにはこだわらずに運動してきたのですが、これからは、すこし目標をもってやってみようかと考えています。まずはそれぞれの目標タイムを設定しないと。
今日の写真は、高天ヶ原山荘の2階のテラスからの水晶岳の眺め。高天は5年前から改装工事が続き、2階のテラスはずっと撤去された状態だったのですが、昨年、バイオトイレが完成したこともあり、今年から復活いたしました。われわれ小屋番も、10時のお茶をここでいただいたりしておりました。2階の大広間からテラスに出られるので、お客さんもさっそく、洗濯物干したり、ひなたぼっこしたりして活用してくれていました。わりと、居場所がない小屋・・・っと言われがちな高天ヶ原山荘なのですが、来年は薪ストーブ!のある談話室もできますし、小屋前のテラスも再整備されるしで、さらに居心地のいい、至れり尽くせりの小屋に生まれ変わりそうです。工事も来年の夏までには終わるのかな?
働く者にとっても、厨房もきれいで使いやすくなるし、従業員部屋も新しくなるとあって、ますますいい環境になります。ああ、来年が楽しみだ~、あれ、そういや従業員部屋に充電用コンセントつくのかなw
2014年9月9日火曜日
もどってきました!
お久しぶりです。 はる@です。インクノットのサイトを見て、この夏初めて山小屋で働いてみて、すでに下山されて、ここを見ている方も多いのでしょうか?日常の生活に戻られていかがお過ごしでしょうか? 僕も実は、すでに先月の24日に東京に戻ってきて、ばたばたと日常の雑務をこなしていました。
やっと一息ついて、さーて、この秋の山行きは?・・っと考え始めたばかりのところです。今年は下界も冷夏だったようで、例年のごとく猛暑を覚悟して下山してきたものの、意外に過ごしやすくて助かりました。入山されていた方々はご存知のように、北アルプスはずっと天候不順で、資材運搬のヘリもなかなか飛ばずにお客さんにだす食事にも困った小屋も多かったようです。実際、お隣の雲ノ平山荘でも夕食の石狩鍋はだせなくなり、カレーライスに・・それもだんだん具がなくなり・・・と噂で聞いておりました。間一髪でなんとかヘリが飛んだようでしたが・・・
そういえば、高天に行く前に、僕が着く頃には改修工事も終わって快適なはず・・・と書いた記憶があるのですが、工事は遅れに遅れ・・この写真がもどってくる直前のものです。絶賛工事中でしょうw そんなわけで今年の夏は、もとの食材倉庫を改修した、せま~~い厨房で作業しなければならずとても難儀しました。以前にもお伝えしたように、もともと高天ヶ原山荘の厨房は源泉掛け流し方式でw 水はふんだんに使えるわ、ガスコンロは7つもあるしで、非常に使いやすかったのですが・・・ちょぼちょぼとしか水の出ない蛇口一個とガスコンロ3口で戦うはめに・・・ いやあ、大変でしたけど、人間なんにでも慣れてしまうものです(笑)10日もすると苦にならなくなってしまいました。
ガスコンロ3口とはどういうことかというと、食事の前には、米炊きと味噌汁、揚げ物で3つ使ってしまいますから、要は、予めよろしくだんどっておかないとどうにもならないということで、なんだか、あまり休憩らしい休憩もなかったような感じの一ヶ月でした。うーん、でも来年はさすがに快適な環境になると思うので、楽しみ楽しみ。料理もちょっと工夫して変えてみようかな。
また9月に手伝いにくるからね~~っと小屋をあとにしたものの、ほんとに行く暇あるんだろうか?な毎日を過ごしております、はる@でした。そういえば、そろそろ虎の巻も一回全部書き直さないといけないなあ。あ、ちなみに下のワンピースは約一ヶ月で63巻まで読破いたしましたw 来年は何もっていこうかなあ。
2014年7月16日水曜日
それでは行ってきます!
こんにちは!はる@です。 さてさて、いよいよ明日の晩の夜行バスで富山に向かいます。いつも使っている富山地方鉄道と西武バスで共同運行している、高速バスです。運賃はちょっと高いのですけど、3列シートでトイレ付きなので、楽ちん&安心なのです。東京は下落合のバス停を23:10発。富山駅に翌日の5:20着となります。朝食をとってから、6:20発の折立登山口行きの夏山バスに乗り換えです。どちらもキャンセル待ちでなんとか予約をとれた状態なので、おそらく登山者で満席状態なのでしょう。いよいよ本格的に夏山シーズンです。
今年は読み物としては、ご覧の写真の通り、ワンピース全74巻をスキャンしてiPad miniに入れて持っていきます。行きのバスからがっつり読まないと、読み終わりそうにありません(笑) 釣り竿も初めてテンカラ・ロッドにしましたし、カメラも新システム導入で図鑑見ながら高山植物の写真も一杯撮りたいし、色々やることてんこ盛りです。8/24に帰ってくるので、また色々ご報告したいと思います。
ではでは!
2014年7月7日月曜日
今年の持ち物 釣具編
こんにちは!はる@です。梅雨真っ盛りな感じの今日此の頃ですね。入山まであと10日となり、当日のお天気が心配になってきました。富山駅から折立登山口までのバスも予約済んだし、あとは行くだけ~な状態です。
そうそう、今日の写真は今年の釣り装備。黒部川源流域はイワナの宝庫なので、太郎平小屋や薬師沢小屋に働きに来られる方たちも、興味があれば、釣具一式持ってくると、休み時間にイワナ釣りが楽しめます。
今まではフライフィッシングの道具を持って行っていたのですが、今年はテンカラの竿にしてみました。アウトドアウエアのメーカー、パタゴニアでテンカラ用の竿を昨年から販売していて、いいなーこれっと思っていたので、今年はこいつで。毛鉤は今まで通り、テレストリアル系のパラシュートなので、和洋折衷といった感じでしょうか。
もともと、高天ヶ原の川は薬師沢の黒部川本流のように河原が広くはなく、川岸まで樹がはえていますし、枝もあちこちつきだしているのでバックキャストがしにくく、フライ向きじゃないんですね。
なので、上からちょちょんと探れるテンカラ竿のほうが向いているんです。
ご覧の通り、パタゴニアのお魚マーク付きのシンプルな竿に、煙草入れほどの大きさの首掛けのポーチのみ。毛バリ釣りは初めてもう25年になるのですけど、ウエーダーと専用のベストを着て、道具をあちこちにじゃらじゃらぶら下げていた最初の頃を思うと、ずいぶんシンプルになったものです。
さて、今年も休み時間にばしばし釣っちゃおうかな。
2014年6月27日金曜日
今年の持ち物 衣類編
こんにちは!はる@です。ここ数年、梅雨時には東京都心部で異常気象が頻発するようになり、午後の自転車のトレーニング時にも、突然の土砂降りや雹、落雷に出会うことがしょっちゅうです。
なので、トレッキング用の傘と雨具の上着をバッグにいつも入れて警戒しています。雨具は、本格登山用のゴアテックスのものだとかさばるので、パタゴニアのアルパイン・フーディニという、180グラムの軽量雨具を使っています。胸のポケットに小さく収納出来てしまいますので、携行するにも非常に便利。昨年までは、通常タイプのフーディニパーカを使っていたのですが、もう五年目になり、耐水性も弱まってきていたので、より撥水性の高いアルパインタイプにチェンジ。これならゲリラ豪雨でもなんとか凌げそうです。どうしようもないときはモンベルのトレッングアンブレラをさして自
転車を押してとぼとぼ歩いて帰宅です(笑)
僕の場合、アウトドアウエアは山用とその他用を両方揃えるのもばかばかしいので、なるべく共用できるものを選ぶようにしています。沢登りとか、フライフィッシング用品ともかなり共用できる部分があるので、なにかグッズを買うときは、かなり色々検討します。例えば、水辺用の靴だと、釣具メーカーのものより、沢登り用の物のほうが作りが良かったり、日本の岩だらけの河原を歩くのにも向いていたり、調べてゆくと結局海外から個人輸入していたり・・・
今日は、今年の夏の持ち物のパッキング中ということもあり、今年小屋に持っていく衣類を参考までにまとめておきました。
<雨具>
・モンベル ストームクルーザー
雨具の定番、上下お揃いで性能はお墨付き。廉価タイプでも十分かと思います。スパッツはマウンテンハードウエアのゴアテックス製。
<ジャケット>
・マムート ソフトシェル・ゴアウインドストッパー「太郎平小屋」バージョン
太郎平小屋で特注で作ったマムートのジャケット。受付や売店にいるときはこれ。胸に太郎平小屋の刺繍入りで宣伝にもなります。さすがに下界では着れませんがw
・パタゴニア アルパイン・フーディニ
前述した、パタゴニア定番のフーディニジャケットの耐水性強化版。たいていの雨ならしのげる超軽量ジャケット。オールラウンドに使えます。小屋周りの散策やフライフィッシングはこれで。
<ベスト>
・パタゴニア ナノパフベスト
ずっとノースフェイスのアコンカグアダウンベストを愛用していましたが、ダウンは濡れるとまったく保温性がなくなるので、今年から化繊のこちらにすることに。暖かさはやはりダウンに軍配があがるも、雨を気にしないでよいので、楽ちん。洗濯も容易。ベストは作業性を損なわずに体の芯を温めてくれるので、山小屋生活にはマストアイテムだと思っています。
<フリース>
・パタゴニア R2 ジャケット
パタゴニアの定番フリース。夏でも高山は朝晩や雨の日はかなり冷えるので保温性のいい、コンパクトにまとまるこのフリースは自分的には定番。これでも寒い時はさらにナノパフベストを上に着込めばOK。
<インナー>
・パタゴニア メリノウール2かキャプリーン2のハイネック・ジップから適当に選択。
暖かい日は、この上にベストってのが、通常運転な感じです。
<アンダー>
・パタゴニア キャプリーン1の半袖Tシャツ
パタゴニアのインナー・アンダーは軽量、速乾で、山小屋での使い勝手もいいです。雨が続くこともあるので、絞って、即乾くのは助かります。また、重ね着することによって変化する気候に対応できるのも助かります。まあ、ユニクロでもいいんですが・・・
他には、ゴアテックスの手袋と帽子も必携です。写真は、パタゴニアのフーディニと、アルパイン・フーディニ。アルパインは2014からのラインナップで、耐水圧10,000mmを維持 。すべての縫い目はテープ処理済みで、耐水性が格段に向上しています。すこしでかくなったけど、奥多摩くらいなら、こいつと、ゴアテックスのハットで雨対策は十分かも。ただ、なんで、こんなぺなぺなのウインドブレーカーが25000円もするのかと。利益率すごそうw
2014年6月23日月曜日
撮影機材一新
みなさん、こんにちは!はる@です。どうも今年はからっ梅雨のようで、連
日いいお天気が続いています。今年はワールドカップを楽しんでから山に行
けるのがかなり嬉しい。4年前の大会では、たしか高天ヶ原でラジオで聞いて
いたし、日韓合同の大会以来、まともに見れてなかったかなー。実は、大好き
な自転車レース、ツールドフランスも山小屋シーズンとかぶるんですよね。
準備としては、そろそろ、山行きまで一ヶ月を切ったので、ぼちぼち荷物をまとめはじめたところです。ここ数年はグレゴリーの70リットルのザックで小屋入りしています。今年で夏に山小屋に行くのも11年目となりましたが、荷造りするとなるとやはり色々と悩みますね。毎年、ああ、あれを持ってくればよかった・・って思うことがあるので。一ヶ月くらい何もなくても過ごせるんだけれど、あれあったで便利なもの、快適な物ってのもあるので、細々したものを準備していくと結構時間がかかるものです。高天は湿地帯で蚊がすごいので、蚊取り線香は欠かせないのですが、マット式とスプレー式どっちがいいかとか・・・ま、結構楽しい作業なのですが。
写真は今年持っていく撮影機材です。ずっとニコンのフルサイズ一眼レフカメラだったのが、一昨年からニコンワンという小型のシステムにしてみました。確かに持ち運びは楽になったのですが、やはりセンサーサイズが1インチと小さいため、ダイナミックレンジに欠けるきらいがあり、今年からは富士フィルムのAPS-Cのミラーレスシステムを導入してみることにしました。X-T1という機種で今年の3月に発売になったばかりの機種です。もともとフジのカメラは発色がいいと評判で、気にはなっていたのですが、やっと山でも使えそうなカメラを作ってくれました。ニコンワンよりは多少重くなりますが、その分、防塵防滴仕様で安心ですし、コンパクトで写りのいいレンズ群はフィールドで活躍してくれそうです。今年は頑張って月光の森と星の写真を撮るぞ~~といいながら、疲れてすぐ寝てしまうはる@なのですが・・・山ではよく食べよく眠るお子様仕様になってしまうのです(笑)
2014年6月2日月曜日
今年初の携行品
こんにちは!はる@です。いやはや、まだ6月初旬というのに、毎日真夏日で、すでに夏バテ気味ですが、みなさんはいかがお過ごしですか? 実は、建築設計から環境設計へと仕事の幅を広げるべく、昨年の10月から庭園設計の学校に通って、植物の勉強をみっちりやっています。今では、家の庭木も全部自分で剪定するようになってしまいました。
そんな植物マニアな最近なのですが、今年の高天ヶ原では、ちゃんと高山植物の勉強をしてみようかなーっと、高山植物ときのこの図鑑を 買ってみました。植物図鑑は各出版社から一杯でているんですけど、こと実際にフィールドに持っていくことを考えると、この小学館からでている「フィールド・ガイド」シリーズがちょうどよい大きさ、重さで、とても便利です。よく山小屋なんかで売っている、小型のものもあるけど、ある程度葉の形とかもわからないと植物の同定のしようがないので、山の植物に興味ある方はこんな図鑑を用意されると休み時間にぶらぶらするときに役に立つと思います。図鑑の類はたいてデカくて重いものが多いのですけど、これは持ち運ぶのにちょうどいいです。大きさはだいたい、12センチx18センチx1.5センチ程度で重さも300グラム前後で、片手で読めるサイズです。
他にも山では、昆虫やら、野鳥、山菜等、観察するものが一杯ですので、何か一冊興味のある分野の図鑑を持っていくというのも、楽しみ 方の一つかと思います。そして、マクロや望遠に強いカメラで、それらを写真におさめるのもいいかもしれません。山は雄大ですが、小さな生き物たちで、溢れています。
2014年4月14日月曜日
今年も高天ヶ原へ
こんにちは!はる@です。あっという間に桜の季節も過ぎ、どの木も新芽がすごい勢いで伸びてきています。そんな木々の様子を観察しな がらの自転車のポタリングが楽しい時期になりました。 そうそう、先週の土曜日は太郎平小屋の新旧のアルバイトや小屋番経験の東京での初会合(・・・というかただの飲み会)がありました。今までは富山でやっていたのですが、あまり人もあつまらないので、15人程度あつまって盛況でしたよ。しっかり終電まで飲んでしまいました。毎年恒例にすることになったので、楽しみです。今度は居酒屋はやめてもうちょっと美味しいもの食べたいな。 そういえば、今年の行き先なのですが、やはり高天ヶ原に決定しました、今年は海の日がちょっと遅いので、7/19入山で、8/24に下山の 予定です。写真は昨年8月の高天ヶ原山荘の写真なのですが、9月には小屋の左側にバイオトイレが完成していますし、右のグレーのトタン板の厨房&従業員部屋も6月に新築工事に入る予定なので、僕が入山するころには出来上がっているはず。すっかり高天ヶ原山荘もリ ニューアルされて快適になったよなあ。バイトはまだ中期で入ってくれる女性を募集中とのこと、これを読んでるあなた、いかがですか?
2014年4月1日火曜日
桜満開
こんにちは! はる@です。このところ気温も春めいてきて、山にも出かけたくなってきますね。そろそろ足慣らしにどこか行ってこないといけないなあ。GWには鳳凰小屋に遊びにいく予定だし。まずは、自転車で走る距離を4月からは500~600キロ/月くらいに上げてみよう。
写真は杉並区の善福寺川緑地の桜。今日は天気もよく絶好の花見日和だったので、毎年恒例のコースを自転車で走ってきました。まずは自宅の中野を出発して、環七沿いに善福寺川へ。川沿いの桜を楽しみつつ善福寺公園まで遡上。そこから街中を井の頭公園まで移動し、今度は神田川をひたすら下ります。中野通りとぶつかるので、中野通りの桜を愛でつつ、終点の哲学堂公園まで。これで走行距離は40キロちょっとで、約二時間の小旅行。
そうそう、4月の12-13日と太郎小屋の関係者で東京近辺に住む人達で奥多摩でバーベキューをすることに。太郎の小屋番までわざわざ富山から東京にかけつけてくれるそうで、非常に楽しみ。新しいカメラも買ったことだし、試写がてら、ついでにどこかに登ってくるかな。
2014年3月8日土曜日
山小屋の食事
こんばんは! はる@です。山小屋で働いているというと、よく聞かれることなんですが「食事の準備とか何人分するんですか?」「いやあ、小さな小屋なので、多い時でも130人分くらいですよ?」「え~~~w」みたいな。 確かにお客さんに出す食事は数も多いし、作るのも、配膳するのも、片付けるのも、手間がかかるのは確かなんですが、その年のメニューさえ、しっかり決まってしまえば、基本的にはルーティンワークなんで、あとはお客さんの数の分だけ時間と肉体的な負荷がかかるだけで、ある意味わかりやすいんです。
しかし、山小屋で暮らすということは、自分たちの食事も一日三食作らないといけないわけで、ある意味こちらのほうが大変なんですよね。だって、毎食、お客さんにだした残りじゃ飽きちゃうし、発電機の無い小屋なんで、冷蔵庫がありませんから、基本的には野菜類と数種類の缶詰、肉類はハムくらいしかありません。その中でどうやって工夫して毎日、美味しいものをいただくかっていうのは、なかなか知恵のいることです。まあ、いってみれば、日常の都会生活の中でも、三食自炊して、きっちり美味しいものをいただくというのは、なかなか大変なことなんですよね。
写真は高天ヶ原山荘のお昼の厨房の写真。あれかなー、イワシの缶詰でパスタを作ろうと準備してたんだっけな。食事当番の決め方は小屋によっていろいろで、高天ヶ原山荘の場合は、お昼は毎日日替わりでメンバー交代で作って、朝と昼は固定の担当者がつくるっていうやり方です。昼食担当者のあわてぶりを見ていると、ああ、この人普段料理とかあんましてないのかあ、とか、口だけは達者だよなーとか、よーくわかっちゃうんですよね。 おまけに味は正直ですから、料理のセンスも一発でわかってしまいますw。なので、来る前に多少は料理の練習もしてきたほうがいいのかもしれませんね。
2014年3月3日月曜日
今年は?
こんにちは!はる@です。なんだか今年は雪が多く、特に甲信越地方は入山も雪かきも大変そうですし、雪崩の心配も。GWの鳳凰小屋だいじょうぶだろか。 普通の年でも結構たいへんなのに。
そういう、当方はというと、例年1月中には行く場所を決めていたのですが、本職のほうのスケジュールが今年はなんともはっきりせず、ペンディング状態です。まあ。行くとなればまた高天ヶ原山荘でしょうけどね。最悪今年は最繁期の手伝いだけになってしまうかもしれません。でもたまには取材も兼ねて、ゆっくりと山小屋めぐりもいいかもしれないな。まだまだお会いしたことのない方もい~っぱいいるし。ちょっと真剣に考えてみるか。でも全部小屋代はらってたら、すごい出費になりそうだけどw
今日の写真は包丁ですw 先日築地市場で昼飯を食べた帰りに、ぶらりと立ち寄った包丁やさん。なにやら、ずばずば切れそうなものばかりで、お値段は7000~15000円くらいのものが多かったですね。だいたい包丁はどこの小屋もあまりいいもの置いてなかったり、手入れしてなかったりで苦労するんだけど、そろそろマイ包丁を買って持って行こうかとおもっている。
2014年2月15日土曜日
ご無沙汰してます
こんにちは!お久しぶりのはる@です。そして、大変遅くなりましたが、明けましておめでとうございます(遅)こちらは、昨年末から年始、そして年度末まで仕事に忙殺されそうな毎日を送っています。おまけに資格試験の勉強も同時にしていたりと、どうやら今年は4月までは山もお休みすることになりそうです。みなさんはいかがお過ごしですか?
そんな山ネタがないこの時期は、そう、お決まりの山グッズネタですw 今回ご紹介するのは、GPS機能付きの腕時計。昨年、高天ヶ原山荘に行く直前に購入し、今でも毎日使用しているお気に入りの腕時計です。普通の腕時計と何が違うかというと、最新のGPS機能がこの小さなボディーの中に組み込まれているという点です。かなり前から、腕時計型のGPSというのは各社からでていたのですが、これまでの物はあくまでもGPSであって、バッテリーの保ちがせいぜい12時間程度と、日帰り登山やランニングのログ取りなんかの用途を想定したもので、山小屋生活で使用するには、充電がわずらわしく向いていませんでした。なので山で使う時計というと、ここ十数年程は、もっぱら定番のスントの気圧高度計つきの腕時計でした。
そんななか、三年ほど前に、エプソンから、そして次にスントから簡単にGPSをオン・オフできて、オフにしてしまえば時計として1~2ヶ月使用可能なタイプの腕時計が登場しました。ずっと気になっていたのですが、昨年、GPSの老舗ガーミンからも同じようなGPS腕時計がでたのをきっかけに、普段の山行きや山小屋生活で使ってみようと購入してみました。日本語版はもちろん日本語表示できますし、日本が初めて打ち上げたGPS衛星”みちびき”にも対応しています。
このガーミンのモデル、”fenix J” もたまにGPSをオンにするような使用法だと、一ヶ月半は充電不要で、時刻表示も大きく見やすいので、昼間は電気を止めてしまう山小屋でも、暗い中、とても使いやすいです。登山中も左側にある赤いボタンで簡単にGPSのオンオフができ、測位も早いので、ちょっと高度を確かめたいときなど、気圧計式の高度計付き腕時計と違って、いちいち使う前の高度調整の必要もなく、非常にお手軽です。登山口で、いちいち時計をいじるのは結構煩わしいんですよね、どのボタン押せばいいのか忘れてしまったりして。そして、この時計は気圧高度計も内蔵しているので、一度どこかでGPSで高度を確認しておけば、後はGPSをオフにしても気圧の変化で標高を測ってくれるのでバッテリーも消費しません。磁気コンパスも内蔵しているので、方位もわかります。
そして、現在自転車用のGPSとして使っているガーミンのEDGE800についてきた心拍計やケイデンス計とも無線で連動してくれ心拍数や、ケイデンス数、速度なんかも表示できてしまいます。気温も別売りの無線機能つきの温度計をザックなどにつけておけば、体温に影響されない正確な気温を知ることができます。
スントのものほどデザイン的に洗練されていませんが、このガーミンの無骨なデザインも結構気にいってたりします。最近は、山小屋のバイトさん達でも携帯やスマホだよりで、腕時計を持たない人も多いですけど、頑丈で、もちろん防水仕様のGPS多機能時計もなかなかの便利グッズですよ。山だけでなく、自転車、ランニング等される方にもよいです。パソコン上でも、ガーミンのマップソフトや運動管理ソフトなんかともしっかり連動してますので、記録や管理にも重宝しています。あ、別にガーミンのまわし者ではないですよw
そんな山ネタがないこの時期は、そう、お決まりの山グッズネタですw 今回ご紹介するのは、GPS機能付きの腕時計。昨年、高天ヶ原山荘に行く直前に購入し、今でも毎日使用しているお気に入りの腕時計です。普通の腕時計と何が違うかというと、最新のGPS機能がこの小さなボディーの中に組み込まれているという点です。かなり前から、腕時計型のGPSというのは各社からでていたのですが、これまでの物はあくまでもGPSであって、バッテリーの保ちがせいぜい12時間程度と、日帰り登山やランニングのログ取りなんかの用途を想定したもので、山小屋生活で使用するには、充電がわずらわしく向いていませんでした。なので山で使う時計というと、ここ十数年程は、もっぱら定番のスントの気圧高度計つきの腕時計でした。
そんななか、三年ほど前に、エプソンから、そして次にスントから簡単にGPSをオン・オフできて、オフにしてしまえば時計として1~2ヶ月使用可能なタイプの腕時計が登場しました。ずっと気になっていたのですが、昨年、GPSの老舗ガーミンからも同じようなGPS腕時計がでたのをきっかけに、普段の山行きや山小屋生活で使ってみようと購入してみました。日本語版はもちろん日本語表示できますし、日本が初めて打ち上げたGPS衛星”みちびき”にも対応しています。
このガーミンのモデル、”fenix J” もたまにGPSをオンにするような使用法だと、一ヶ月半は充電不要で、時刻表示も大きく見やすいので、昼間は電気を止めてしまう山小屋でも、暗い中、とても使いやすいです。登山中も左側にある赤いボタンで簡単にGPSのオンオフができ、測位も早いので、ちょっと高度を確かめたいときなど、気圧計式の高度計付き腕時計と違って、いちいち使う前の高度調整の必要もなく、非常にお手軽です。登山口で、いちいち時計をいじるのは結構煩わしいんですよね、どのボタン押せばいいのか忘れてしまったりして。そして、この時計は気圧高度計も内蔵しているので、一度どこかでGPSで高度を確認しておけば、後はGPSをオフにしても気圧の変化で標高を測ってくれるのでバッテリーも消費しません。磁気コンパスも内蔵しているので、方位もわかります。
そして、現在自転車用のGPSとして使っているガーミンのEDGE800についてきた心拍計やケイデンス計とも無線で連動してくれ心拍数や、ケイデンス数、速度なんかも表示できてしまいます。気温も別売りの無線機能つきの温度計をザックなどにつけておけば、体温に影響されない正確な気温を知ることができます。
スントのものほどデザイン的に洗練されていませんが、このガーミンの無骨なデザインも結構気にいってたりします。最近は、山小屋のバイトさん達でも携帯やスマホだよりで、腕時計を持たない人も多いですけど、頑丈で、もちろん防水仕様のGPS多機能時計もなかなかの便利グッズですよ。山だけでなく、自転車、ランニング等される方にもよいです。パソコン上でも、ガーミンのマップソフトや運動管理ソフトなんかともしっかり連動してますので、記録や管理にも重宝しています。あ、別にガーミンのまわし者ではないですよw
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